父の訪問介護拒否から一転。今は平和。
母が若年性認知症になってから、約10年。
夫が定期的に実家へ連れて行ってくれ、私が洗濯や炊事、掃除などできる範囲でサポートしていたが、コロナ禍で行くことを父が拒否。
何をするにしても父の拒否から始まる。
母の認知症検査の説得に2年、
介護認定を受けてケアマネを契約するまで説得に1年、
更に8年かかって、訪問介護を受けられるようになった。
コロナ禍での私の訪問を父は拒否し、2年父は1人で頑張った。(母を放置、虐待とも言う。)
画面の中の母の髪の毛がベッタリとワカメみたいになっている姿を見て、
私「お母さんお風呂で髪も、多分身体も洗えていないよ。」
父「お母さんは洗えてるよ!」
3〜4年経って、やっと父が気づいた。
父「お母さんのシャンプーもボディソープも全く減ってない!」
母は何年も身体や髪が洗えず、気持ち悪い状態で過ごしていたのだと思う。
それでも訪問介護を拒否する父に、私は本気で父を殺すしかないと思い、そのことを正直に父に伝え、
訪問介護を受け入れられないなら、お母さんは私が引き取るとも話した。
まだ死にたくないし母と離れたくない父は、やっと家事支援、訪問での入浴介助を承諾した。
母はホッとしたのか泣いていた。
私とは毎日画面上でおしゃべりしているけれど、現実に父以外の人と会って会話することが何よりも嬉しかったみたいだ。
今はデイサービスもショートステイも行けるようになり、母の笑顔は色んな人に向けられている。
ニコニコしている母は、誰からも好かれて優しくしてもらえるみたいだ。
なんだかんだ父も今ではヘルパーさん達と母以上におしゃべりしたり、助けていただいているおかげでガリガリだった顔もふっくらしてきた。
絵にも集中できているし、仲間にも会えて楽しそうだ。
お母さん本当によかったね。
shishimayu
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