菌活。ぬか床効果で夫も穏やか。

 

サラリーマン時代、同期から勧められカスピ海ヨーグルトを15年育て続けている。

1リットルの牛乳パックは重くて持てず、夫が買いに行くのも大変なためスキムミルクを使用。

3日に1度作るのがルーティンだ。


科学博物館の和食展に共に行った友人はすっかり虜になったようで、ぬか床を育て始めた。

「一緒に育てよう!」と誘われ、前々から気になっていたので良いきっかけを与えてもらえてありがたい。

もやしもんの世界を和食展で友人と思い出したが、ぬか漬けの菌の数を改めて知ると良いことばかり。


ちなみに認知症の母、発達障害の夫はお通じが良くないと不穏になるケースが多々ある。

ぬか漬けを一週間ほど続けてみると、頑なだった夫のお腹はすこぶる快調になり、お腹の薬も半分になった。

過敏性腸症候群の私も、ひどい時は半日がトイレで潰れてしまうほどだったが、回数が減ったようにも思う。


きゅうり、茄子、カブ、カブの葉、人参、大根が定番だけど美味しい。

2〜3日々一度、野菜をぬか床に仕込んでいる。

(茄子は塩水に漬けてアク抜きをした方が、味がまろやか。

好みだがアボカドとブロッコリーは、そのままが美味しかった。)



ぬか床の中の菌達が一晩で野菜を調理してくれるので、加熱調理しなくて良い万能調理器だ。

野菜も沢山食べられるし、おかず・ごはん・ぬか漬けがあれば良いので助かる。


ヨーグルトもそうだが、手入れをしっかりやれば美味しく育ってくれるので愛着も湧いてくる。

戦火の中、命を張ってぬか床を抱えて逃げる人達がいたのも分かる気がした。

日本人の食の知恵ってすごい。


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