マティス展

 

マティス展。

もともとは2020年に予定されていたがコロナ禍で中止になり、待ちに待った開催。

車も届いた頃に夫と観に行き、まだ体力もない夫が人疲れして図録だけ買ってはいたものの、改めて一度観に行きたいと思っていた。


朝活の友人が観たいとのことで、なんとか車椅子も乗れるようになったし、短時間コースのため外に出る練習になるかなと会期終了前に行ってきた。

平日とは思えない人の多さだったが、じっくりと観ることができた。友人に感謝。


夜間学校に通って学んだという彫刻も、マティスのユニークさが出ていて面白い。

鉛筆画は一切の迷いなく、圧倒されるほどの力強い線でザッザッと描いている様子までイメージできた。

友人も私も彼の切り絵が好きなのだが、一緒にJAZZシリーズも観られてよかったな。


マティスが絵を描きはじめたのは20歳で虫垂炎になってからだ。

年老いて動けなくなっても試行錯誤して自分の力で作品を作り続け、アートに一生を注いだ人だった。



晩年に手がけた教会は圧巻。





キュレーターさんのマティスへの愛も伝わって、素晴らしい展示だった。

4年待った甲斐がありました。

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