手塚治虫先生「火の鳥」の死生観と、さくらももこ先生の自然体の生き方

 

今現在、限界量の医療麻薬や痛み止め・生物学的製剤・抗がん剤さまざまな薬を使って生かされている。

治療を止めれば、じわじわと臓器や身体が機能しなくなり苦しみながら死んでいく。

生き続けるために病院へ行く。

そのために体調管理・食事・リハビリを徹底して家族をケアし続ける。


中学時代の友人は、痛みと闘う患者さんに寄り添う仕事をしている。

心から尊敬しており、私の辛さも家族以上に分かってくれる。


和食展に2人で行ったのをきっかけにぬか漬け生活を勧めてくれたのも、バレエやクラシック音楽の楽しさを改めて教えてくれたのも彼女だ。

展覧会もまっさらな目で見てくれて感じたことを話し合いながら、何時間もかけてじっくり鑑賞するのも楽しい。


美味しい金沢のお麩料理を食べた後、エジプト展に行く予定だったが、受付へ行くと5時間後にしか入れないとのこと。

手塚治虫先生の「火の鳥」展も時間があれば観たいと話していたところだったので、こちらの方に入ってみることにした。

彼女も読んだことがあり、私も原作は10回以上は読んでアニメも何度も観た作品だ。


「人生に、生きがいがあるだけでいいんじゃよ。」

「この広い宇宙の中で、人間はちっぽけなゴミくずだ。」

長生きしようと機械の身体に脳を移植した女性が、

小さな孫娘が口にさせたオレンジジュースをきっかけにゴキブリが入ってきて、脳を食べられ死んでしまうなど、

決してハッピーエンドではない現実が、歴史も絡めながら未来へと進んで行く。


相変わらず今も冷や汗を吹き出しながら痛みを堪える日々。

同じ痛みに苦しんで自死で亡くなった義弟、有名人が頭から離れない状態の日もあった。

(夫には、「まゆさんが死ぬ時は一緒に連れて行って」と言われて我に返り、「まだまだ先だよ。」と返す。)


以前、火の鳥を一緒に観た彼女とは、同じ会場で「さくらももこ展」へも行った。

以来先生のエッセイや、ちびまる子ちゃん、コジコジの世界に2人で癒されている。


先生は医療を選ばずに命の炎を消してしまった。

ファンとしては残念ではあるが、実にさくら先生らしい生き方だと思う。

トホホな出来事があっても笑いに変えて仕事にして、本能のままに生きる。

手塚治虫先生の火の鳥の一コマ「人生には生きがいがあるだけで、いいんじゃよ。」、のまんまの生き方だ。


友人オススメのさくら先生のエッセイを教えてもらって、合唱前に図書館で笑いを堪えてニヤニヤしながら読んだり、

アニメのちびまる子ちゃんで待ちに待った「永沢くんの新築パーティ」を実況中継しながら、一緒に観られたのも楽しかった。


GWに会う時はどんな世界を楽しもうかと思案中。

まだまだ私には生きがいがある。

それでいいんじゃよ。


shishimayu

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